F1-ブラジル選手権2008
今シーズン最終戦ブラジル選手権前・・・チャンピオン争いは2人に絞られた。
ハミルトンとマッサである。
タイトル獲得条件・・・
・ハミルトンは5位以内に入ればマッサの結果に関係なくワールドチャンピオンの座に。
・マッサは2位以上が必要条件で、優勝してもハミルトンが6位以下、2位ならハミルトンが8位以下になること。
予選はマッサがポールをとり、ハミルトンが4位。
レース直前、土砂降りの雨が降りスタートが10分遅れ。そして急遽ウェットタイヤに代えて、オープニングラップに・・・
そしてスタートグリッドに並びいざスタート!!!
スタート直後にクラッシュがあり、すぐにSCが入るなど波乱はあったものの、ハミルトン、マッサに大きな影響はナシ。
10周位してコースも乾いてきて、各車がぞくぞくとドライタイヤに交換するなか、ハミルトンが一番最後に交換。
するとここで順位の変化が!!
先にタイヤを交換していた後続の車に抜かれ、ハミルトンは6位に後退。このままではマッサがチャンピオンの座に。
13周目時点の順位は、マッサ、ベッテル、アロンソ、ライコネン、フィジケラ、ハミルトン、グロック・・・
ハミルトンは18周目にようやくフィジケラをパスし、再び自力でタイトル獲得となる5番手へとポジションをあげる。
ベッテルが3回ストップを選択したため5位に後退し、ハミルトンが4位に!
1位マッサ、4位ハミルトンで、このままチェッカーを受ければハミルトンがワールドチャンピオンの座にに・・・
F1の神はここからとんでもないドラマを用意する。
60周を迎える頃、にわかに雲行きが怪しくなりはじめる。
63周目、ついに雨が降り始め、各車は続々とピットインし、タイヤをウェットにする。
ここからレースは大きく動き出す。
残り周回が少ないのでTOYOTAはドライタイヤで攻め続ける作戦に出る。
そしてハミルトンがタイヤ交換している間にTOYOTAのグロックがハミルトンの前に。
ハミルトンはこの時5位。
このまま行けば自力でチャンピオンなのだが、69周目の最終コーナでベッテルがハミルトンをパスする。
これでまたしてもチャンピオンの座はマッサの手に。
ハミルトンはベッテルを抜けないままマッサが1位でチェッカーを受ける。
アロンソ、ライコネンも2位、3位でゴールする。
このまま行く!!!
マッサのチャンピオンを確信したそのとき、もう一つドラマが待っていた。
ハミルトンの最終ラップ最終コーナー、4位のグロックがドライタイヤでのコントロールが出来ず、ベッテル、ハミルトンに抜かれてしまう。
4位ベッテル、5位ハミルトン、6位グロックでチェッカーを受ける。
ここでようやくチャンピオンの座はハミルトンに確定した。
マッサとハミルトンの家族やチームメイトの映像が何度か出たが、1レース中にこれほどまでに一喜一憂するレースをはじめてみた。
そして最終ラップでワールドチャンピオンの座が入れ替わるというドラマ。
こんなシナリオはなかなか描けないだろう。
もし最後に雨が降らなければおそらく無難にハミルトンが優勝したのだろ。
しかし、雨は降り、グロックがドライタイヤで勝負した結果、最終ラップ・最終コーナーでの大逆転というとんでもないドラマになったのが事実である。
まさに神の雨だったのかもしれない。
やっぱりF1、いや筋書きの無いドラマは面白い!!!
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